鎮守府探訪講座2023 第5回を開催しました。
2023-12-14
カテゴリ：事業
12月10日(日)、鎮守府探訪講座の第5回を開催しました。今回は当センターの専門学芸員、大堀秀人が講師を務め「平安宮廷社会と東北ーみやこを彩るみちのくの富ー」という題で講演いたしました。
平安の都にはみちのくからどんなものがもたらされたのか。また、それらは宮廷社会において、どんな風に利用され、どんな役割を果たしたのかを、文献史料から紐解く内容となりました。
今年度の講座は今回で終了となります。ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
「胆沢城平安感謝祭」を開催しました。
2023-10-01
カテゴリ：胆沢城跡
9月30日(土)、歴史公園イベント「胆沢城平安感謝祭」を開催しました。
午前中は「胆沢城跡を歩く」を開催し、当センター所長と胆沢城跡をゆっくり歩きながら巡りました。胆沢城の変遷や実際に発掘調査をした時のエピソードなど、ここでしか聞けない話が盛りだくさんでした。
昼過ぎからは流鏑馬体験を実施しました。こちらは、しずくいしYU-YUファームさんにご協力をいただき、子どもから大人まで初めての流鏑馬を楽しむことができました。小さい子ども向けにはポニー乗馬体験を行い、大変盛況となりました。
夕方からは盛岡情報ビジネス＆デザイン専門学校の学生さんたちに制作をお願いした映像を上映する「築地塀ライトショー」と市内の保育施設・デイサービスのみなさんに作っていただいた「夢あかり」への点灯の実施を予定しておりましたが、雨天のため縮小しての実施となりました。あいにくの雨が悔やまれます。
夕方こそ雨となってしまいましたが、屋台村の開設やセンター展示室の無料公開も行い、普段胆沢城の歴史に触れる機会の少ない方にも多くご来場いただくことができました。
参加者と一緒に胆沢城跡を歩きながら説明しました。
子どもの凛々しい流鏑馬姿が素敵でした。
当館３０周年を夢あかりでお祝い。
築地塀で映像上映しました。
体験学習会「親子で楽しむ 平安の遊び体験」を開催しました。
2022-09-16
カテゴリ：事業
9月9日(土)、体験学習会「親子で楽しむ 平安の遊び体験」を開催しました。
今回は平安時代に遊ばれていた毬杖(ぎっちょう)・投壺(とうこ)・貝あわせ・盤すごろく・かりうちの5つの遊びに挑戦してもらいました。参加者からは「今にも通じるとことがあった」「子どもと盛り上がった」といった声をいただきました。
次回の体験学習会は、12月16日(土)に「平安のお守り『卯槌』をつくろう」を開催いたします。ぜひご参加ください。
毬杖(ぎっちょう)：球を木の棒で打ち合う。
投壺(とうこ)：矢を交互に投げ入れ、入った数を競う。
貝あわせ：二枚貝の片方を並べ、対になる組み合わせを探す。
盤すごろく：複数の駒を全てゴールさせる。
かりうち：「かり」という木の棒がサイコロ代わり。最新の研究で復活した古代の遊び。
鎮守府探訪講座2023 第4回を開催しました。
2023-09-07
カテゴリ：事業
8月6日(日)、鎮守府探訪講座の第4回を開催しました。今回は岩手大学平泉文化研究センター客員教授・前北上市立博物館長の杉本良氏を講師としてお招きし、「考古学からみた陸奥国38年戦争ーエミシの赤い土器からみえるその姿ー」という題でご講演いただきました。
赤彩球胴甕とよばれる赤い土器の出土分布から、団結して朝廷に立ち向かった蝦夷たちの姿を読み解く、興味深い講演となりました。
今年度最終回の第5回は12月10日(日)、当センター専門学芸員の大堀秀人が講師を務め、「平安宮廷社会と東北ーみやこを彩るみちのくの富ー」という題で講演いたします。受講申込み受付は11月10日(金)からとなります。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
鎮守府探訪講座2023 第３回を開催しました。
2023-08-12
カテゴリ：事業
8月6日(日)、鎮守府探訪講座の第３回が終了しました。今回は当センター専門調査員の遠藤栄一が講師を務め、「メダルから見た東北キリシタンの新視点」という題で講演しました。奥州市内の伝世・出土メダルを中心に、この地域のキリシタンの動向に迫っていく講演となりました。
次回の第4回は9月3日(日)、岩手大学平泉文化研究センター客員教授・前北上市立博物館長の杉本良氏をお招きし、「考古学からみた陸奥国３８年戦争―エミシの赤い土器からみえるその姿―」という題で講演していただきます。現在、受講申込み受付中ですので、ぜひお申込みください。
